こんにちは、東京賃貸暮らしのTipsをご紹介するブログ『東京賃貸ライフ』運営者のasamuです。
物件探しから始まって、内見→申込→審査と、新居への引越しには多くのステップを経なければなりません。
そんな煩わしい手続きも終え、ようやく迎えた入居当日。
「ようやく引越しも終わった。」と息をつくのも束の間、入居当日にもやるべき事は沢山あるのです・・・。
水道やガス開通などのライフライン関係や、行政手続きは他サイトでもよく取り上げられているため、本記事では「心地よい暮らしのために」、「退去時にトラブルにならないために」といった観点から入居前に準備する事、入居当日にやるべき事を解説していきます。
退去時のトラブルを避けるために

賃貸では退去時のクリーニング費用負担をめぐって貸主・借主間でトラブルが発生する事が多いため、トラブルを避けるため入居時にやっておくべきポイントをご紹介します。
入居時の部屋の状況を写真で残しておく
新築未入居の部屋に住む場合を除き、以前の入居者がつけた傷や汚れが残っている事が多いです。
入居者の過失でつけた傷や汚れは退去時の原状回復費用として大家に支払う必要がありますが、以前の入居者がつけた傷や汚れの分まで請求されないよう、入居時に写真を残しておきましょう。
家具や家電を置く前の真っ新な状態で写真を撮るようにしましょう。
家具・家電に傷防止の保護カバーを付ける
不動産管理業に携わる中で「フローリングの傷補修」は退去時の請求項目の中で最も多く出てくる印象です。
それだけ多くの方がフローリングに傷をつけてしまっている訳ですが、クリーニング費用として大体2〜5万円程度取られてしまいます。
数百〜数千円で傷を防止できるカバーが手に入るため、事前に冷蔵庫や食器棚などの大物家電、椅子やテーブルなどのよく移動させる家具に付けておきましょう。
心地よい暮らしのために
害虫対策

それなりに築年数が経っている物件や1階のお部屋の場合は、ゴキブリなどの害虫対策は必ずやっておきましょう。
バルサンなどの防虫剤を焚く
家具や家電を置く前の真っ新な状態の時にバルサンなどの防虫剤を焚いておきましょう。
使用後2〜3時間は部屋を密閉しておく必要があるため、引越し当日お部屋に着いたらすぐに焚き始め、使用中に役所手続きなどを進めてしまうのがおすすめです。
ちなみにバルサンなどの防虫剤はペットにも悪影響があるため、使用時は必ず外に連れ出してあげてください。
エアコン室外機のホースに防虫キャップを付ける
室内外が繋がっているエアコン配管を通して害虫が室内に入ってくる事が多いため、バルコニーに置いてあるエアコン室外機のホースに防虫キャップを付けておきましょう。
害虫の侵入を物理的に防いでくれます。
入居後の掃除の手間を軽減

浴室で防カビ剤を焚く
浴室で防カビ剤を焚いておくことで、隅々まで防カビ成分が行き渡りカビが発生しづらくなります。
薬局で売っている防カビくんなどを使えば1回数百円でカビ対策ができるため、是非試して見てください。
なお、入居後も数ヶ月に1回の頻度での使用を推奨します!
鏡の曇り止め剤を使用する
お風呂や洗面所の鏡が曇ってしまった経験をした事がある方も多いと思います。
今までは面倒臭くて何もしていなかった人も、新居への引っ越しを機に曇り止め剤の使用を始めてみてはいかがでしょうか。
こちらも数百円で対策が可能です!
換気扇に使い捨てフィルターを貼る
キッチンのレンジフードやトイレ・脱衣所の換気扇には元々フィルターが付いていますが、埃や油汚れが付着した際にフィルターを取り外して洗うのって結構面倒ですよね。
使い捨てのフィルターを貼っておけば汚れが溜まっても捨てて新しいものに取り替えるだけで済み、お掃除の手間をグンと軽減してくれます。
ハサミで好きな大きさにカットできるフィルターも販売されており、数ヶ所の換気扇に使い回しも可能です。
色々な”隙間”にマスキングテープを貼る
埃などの汚れが溜まりやすい箇所にマスキングテープを貼っておくと、汚れが溜まってもテープを剥がすだけで汚れが取れるため、掃除の手間を軽減してくれます。
以下ではマスキングテープを貼るのにおすすめな箇所をご紹介します。
- 壁紙と巾木のジョイント部分
- 浴槽の隙間
- お風呂の扉の溝
- 洗面台のコーキング部分
- IHコンロの周りの隙間部分
- 便器と床の境目の隙間
まとめ
本記事では、入居当日にやるべき事として9つのポイントを解説いたしました。
- 入居時の部屋の状況を写真で残しておく
- 家具・家電に傷防止の保護カバーを付ける
- バルサンなどの防虫剤を焚く
- エアコン室外機のホースに防虫キャップを付ける
- 浴室で防カビ剤を焚く
- 鏡の曇り止め剤を使用する
- 換気扇に使い捨てフィルターを貼る
- 色々な”隙間”にマスキングテープを貼る
心地よく暮らし、退去時にトラブルとならないよう是非実践してみてください!
最後までお読みいただきありがとうございました。
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